2011年08月24日
5.56mm&7.62mm 弾頭の違い
あまり気にならないとおもいますが、
弾頭に関してちょっとまとめてみました。

左:30-06、中:7.62mm、右:5.56mm
薬莢に関しては、裏を見ると解るんですけど
弾頭はばらさないと確認することは難しいですよね。
そんな訳で、弾頭の違いなどを
簡単にですが紹介していきたいと思います。
多少おかしな所もあるかも知れませんが、
その際は、ご指摘いただければと思います。
5.56mm NATO
M16やM4、M249など多く使用される弾です。
よく目にするベーシックなのは3種類で

左:トレーサー、中:グリーンチップ、右:ノーマル
色は付いてますが中身は同じ弾頭を使用しております。
弾頭は

左:M193、右:M855
M193の短い方は重量55グレインと軽く、
当時はM16A1に使用され、現在は広く一般的に販売されております。
M855は重量が62グレインと重くなっており、
軍用弾として使用されている弾頭になります。
上記を踏まえ、最初の写真の弾の種類に戻りますが、
写真右の赤色のトレーサーは曳光弾で実物だと光って飛んでいく弾です。
原理は弾頭内に火薬が入っており、それが燃焼するため光って見えるのです。
(そんな訳で、取り扱いは出来ないんですよねー、残念)
中央のグリーンチップに関してですが、ちょっとややこしいです。
M16A1はM193の弾頭をメインで使っておりましたが、
M16A2等に更新される際、弾もM855を使用することになりました。
M855の弾は火薬量がアップしておりM16A1では使えませんので、
間違えて使わないようグリーンに塗っていたそうです。
現在は訓練用の弱装弾と区別する為に塗っているそうです。
最後に何も塗っていないものですが、普通にM855です。
訓練弾(弱装弾)と混ざる事がない場合は、塗らずにそのままらしいです。
7.62mm NATO
M60やM240などで使用される弾で、有名どころを言えば
ランボーが肩から掛けているのはこちらの弾です。

左:AP弾、中:トレーサー、右:ノーマル
AP弾は専用弾頭、トレーサー、ノーマルは同じ弾頭を使用しております。
弾頭は

左:M80、右:M61
左のM80は重量392グレインで軍用弾になります。
通常米軍内で使用されているのはこちらになります。
右のM61はアーマーピアッシングで重量393グレインです。
アーマーを貫通させるため、弾芯はタングステン鋼などが使用されております。
内部はこんな感じ

図面~

上記の事を踏まえて、最初の写真ですが
左のM80と右のM61は弾頭部分で説明済みですね。
真ん中のトレーサーは通常M62ですが、実物は5.56mmの
トレーサーと同じで無理なんですよー。
違いと言えば、5.56mmは赤色、7.62mmはオレンジです。
ちょっと長くなりましたが、覚えてるのはこんな感じです!
弾頭に関してちょっとまとめてみました。
左:30-06、中:7.62mm、右:5.56mm
薬莢に関しては、裏を見ると解るんですけど
弾頭はばらさないと確認することは難しいですよね。
そんな訳で、弾頭の違いなどを
簡単にですが紹介していきたいと思います。
多少おかしな所もあるかも知れませんが、
その際は、ご指摘いただければと思います。
5.56mm NATO
M16やM4、M249など多く使用される弾です。
よく目にするベーシックなのは3種類で
左:トレーサー、中:グリーンチップ、右:ノーマル
色は付いてますが中身は同じ弾頭を使用しております。
弾頭は
左:M193、右:M855
M193の短い方は重量55グレインと軽く、
当時はM16A1に使用され、現在は広く一般的に販売されております。
M855は重量が62グレインと重くなっており、
軍用弾として使用されている弾頭になります。
上記を踏まえ、最初の写真の弾の種類に戻りますが、
写真右の赤色のトレーサーは曳光弾で実物だと光って飛んでいく弾です。
原理は弾頭内に火薬が入っており、それが燃焼するため光って見えるのです。
(そんな訳で、取り扱いは出来ないんですよねー、残念)
中央のグリーンチップに関してですが、ちょっとややこしいです。
M16A1はM193の弾頭をメインで使っておりましたが、
M16A2等に更新される際、弾もM855を使用することになりました。
M855の弾は火薬量がアップしておりM16A1では使えませんので、
間違えて使わないようグリーンに塗っていたそうです。
現在は訓練用の弱装弾と区別する為に塗っているそうです。
最後に何も塗っていないものですが、普通にM855です。
訓練弾(弱装弾)と混ざる事がない場合は、塗らずにそのままらしいです。
7.62mm NATO
M60やM240などで使用される弾で、有名どころを言えば
ランボーが肩から掛けているのはこちらの弾です。
左:AP弾、中:トレーサー、右:ノーマル
AP弾は専用弾頭、トレーサー、ノーマルは同じ弾頭を使用しております。
弾頭は
左:M80、右:M61
左のM80は重量392グレインで軍用弾になります。
通常米軍内で使用されているのはこちらになります。
右のM61はアーマーピアッシングで重量393グレインです。
アーマーを貫通させるため、弾芯はタングステン鋼などが使用されております。
内部はこんな感じ
図面~

上記の事を踏まえて、最初の写真ですが
左のM80と右のM61は弾頭部分で説明済みですね。
真ん中のトレーサーは通常M62ですが、実物は5.56mmの
トレーサーと同じで無理なんですよー。
違いと言えば、5.56mmは赤色、7.62mmはオレンジです。
ちょっと長くなりましたが、覚えてるのはこんな感じです!
Posted by 東京キャロル at 21:19│Comments(0)
│調べてみた